Beincryptoの報道によりますと、デジタル資産銀行Sygnum(シグナム)は、
ステーキングされたSolana(SOL)をローンの担保として使用できる新たなオプションを導入したことを発表しました。
この仕組みにより、機関投資家はステーキング報酬(パッシブインカム)を保持したまま、資金流動性を確保することが可能になります。
Sygnumによれば、
- ステーキング済SOLを担保としたローンは、通常のSOL担保よりも資金コストを抑えられる
- ステーキング報酬の一部を利息支払いに充てることが可能
また、ステーキングは独立したオンチェーン管理体制のもと、APIまたはカスタマーリレーション経由で実行できると説明しています。
なお、同社は2023年8月に5,000万ドル規模のビットコイン担保ローンを提供した実績があり、
今回がSygnumとして初めて「ステーキング資産」を担保として正式に受け入れる取り組みとなります。
これにより、機関投資家の間で高まる暗号資産の流動性管理ニーズに応える姿勢が鮮明になったといえます。
現在、SOLのステーキング年利は約5.7%とされています。