AXIOSの報道によりますと、米国政府効率部(DOGE)責任者のイーロン・マスク氏財務長官のベイセント氏が、先週木曜日にホワイトハウス西ウィングの廊下で激しい口論を繰り広げたことが関係者の証言により明らかになりました。

争点は米国国税庁(IRS)の人事任命に関する意見の対立で、あまりの怒号にトランプ大統領や他の政府関係者も思わず注目したといいます。

ある目撃者は、次のように証言しています:
2人の億万長者の中年男性が、ホワイトハウスの西ウィングをまるでプロレス(WWE)のリングに変えていました。
椭円形(オーバル)オフィスでは実際の暴力には至りませんでしたが、大統領がその場で口論を目撃し、2人はそのまま廊下に出て再び激しい衝突を起こしました。」

別の関係者によれば、その後のやり取りは「Fワードが飛び交う罵声の応酬」となり、場の空気は一触即発の状態に。

ベイセント氏は、マスク氏がDOGE予算削減を約束していたにもかかわらず、それを実行していないと非難
それに対してマスク氏は、ベイセント氏を「ジョージ・ソロスの手先」だと非難し、さらに「失敗したヘッジファンドの経営者」だと侮辱したとのことです。

最終的には、両者が胸を突き合わせるほどの距離で対峙し、一人の側近が間に入ってようやく騒動は収束したと伝えられています。