K33リサーチの責任者であるVetle Lunde氏によると、昨日のNVIDIA株の急落が暗号資産市場に波及し、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のトレーダーがリスク回避に動いた結果、ビットコイン先物のベーシスが2023年8月以来初めてマイナス圏に突入した。
また、名目建ての未決済建玉(OI)は過去最大の1日あたりの減少を記録し、17,225BTCの大幅な減少が確認された。
一般に、先物ベーシスは先物契約の価格と現物価格の差を示す指標であり、市場のセンチメントや期待感を反映する。
ベーシスがマイナスに転じることは、市場の弱気心理が強まり、トレーダーが現物価格よりも安い価格で先物を売却することを選んでいることを意味する。
