Forbesの報道によると、セキュリティ企業ESETが最新の脅威レポートを発表し、2024年6月から11月にかけて、暗号資産ウォレットを狙ったパスワード窃取攻撃が大幅に増加したことを明らかにしました。
レポートによると、Windows、macOS、Androidを含む複数のプラットフォームでパスワード窃取型マルウェアの検出数が増加。中でもmacOS向けの攻撃は127%の急増を示し、特に暗号資産ウォレット関連の認証情報が標的となっています。
地域別では、アメリカがmacOSを狙った暗号資産攻撃の最多被害地域であり、次いでイタリア、中国、スペイン、日本が挙げられました。
ESETの分析によると、macOS向け脅威は単なるパスワード窃取にとどまらず、攻撃者が暗号資産ウォレットのアクセスを狙う傾向が顕著であることが示されています。