フランス中央銀行のフランソワ・ビルロワ・ド・ガロー総裁は、フランス紙 La Tribune Dimanche のインタビューで、米国のトランプ大統領による暗号資産支持について「大きな過ち」だと述べました。

ビルロワ・ド・ガロー総裁は、米国が暗号資産やノンバンク金融を推進することで、将来の金融危機を引き起こす可能性があると警鐘を鳴らしています。

「金融危機はしばしば米国から始まり、世界へと波及します。米国政府が規制を緩和し、暗号資産とノンバンク金融を奨励することは、将来の混乱の原因となるでしょう」と指摘しました。

また、ビルロワ・ド・ガロー総裁は、1月の時点でトランプ氏の政策に対する懸念を表明しており、今週は「トランプ氏の経済政策は米国経済にとって悲劇的だ」と批判しました。