Dfinity（ICP）の創設者であるDominic Williams氏は、北朝鮮系ハッカーグループがBybitから15億ドルを盗んだ件について、Safe{Wallet}のWeb版に存在する脆弱性が原因だと指摘しました。
このインターフェースはクラウド上でホストされており、スマートコントラクト上には存在していません。
Williams氏は、多くのWeb3プロジェクトが「フェイク・オンチェーン（Fake Onchain）」の状態で運用されており、セキュリティリスクを抱えていると批判しました。
その上で、Internet Computer（ICP）を活用したオンチェーン計算、データ保存、ユーザー認証の導入を提案し、安全性向上を訴えています。
さらに、Safe{Wallet}をICPに移行し、暗号署名認証と分散型ガバナンス（SNS DAOなど）を導入することで、セキュリティの強化を図るべきだと主張しました。
