The Blockの報道によると、Strategy(旧MicroStrategy)は、20億ドル規模のゼロクーポン転換社債を発行し、その資金を一般的な企業活動に加え、ビットコインの追加購入に充てる予定です。

この社債は2030年3月1日に満期を迎え、現金またはAクラス普通株式、もしくはその組み合わせで償還可能となります。また、初期購入者には追加で3億ドル分の社債購入オプションが付与されます。

なお、Strategyは直近の10-K報告書で17.9億ドルのデジタル資産減損損失を計上し、収益警告を発表しています。

ビットコイン市場価値が急落した場合、債務返済能力や流動性への影響が懸念され、BTCを不利な価格で売却せざるを得ない可能性もあると警告しています。

2024年、同社は約25万8,320BTCを追加取得し、現在は計47万8,740BTCを保有。総価値は460億ドルを超えます。

今後、資金調達は株式または負債によるものとなり、その成否はビットコインの市場動向に大きく依存するとの見解を示しました。