Web3の世界に足を踏み入れる際、最初に必要になるのが「ウォレット」です。
ウォレットは、仮想通貨やNFT(デジタル資産)を安全に管理し、Web3アプリケーションを利用するための鍵となる存在です。
この記事では、初心者にもわかりやすく、MetaMask(メタマスク)という人気のウォレットを使って、アカウントの作成手順を解説します。
MetaMaskは、使いやすさと高いセキュリティ性を兼ね備えたウォレットで、多くのWeb3サービスに対応しています。このチュートリアルでは、ブラウザ版を例にして進めていきます。

まずはMetaMaskの公式サイトにアクセスして、トップ画面にある「Download」をクリックする。
Google Chromeのウェブストアに遷移するので、「Chromeに追加」をクリックすると、自身のGoogle Chromeの拡張機能の中にMetaMaskが追加される。
拡張機能にMetaMaskが追加されると、Webブラウザ上で自動的にMetaMaskのページが開くので、新しくウォレットをつくる場合は「ウォレットを作成」を選択しよう。
次に、MetaMaskがユーザーの使用状況データの一部を収集している旨が示されるので、内容をよく確認して問題がなければ「同意する」をクリックし、ウォレットの作成に進もう。
ちなみに、ここでデータの収集に同意しなくても、ウォレットの作成に支障はない。
続いて、利用規約を確認したら、8文字以上のパスワードを設定しよう。
パスワードを設定するとMetaMaskウォレットが作成され、12個の単語からなるシークレットリカバリーフレーズが割り当てられる。
(シークレットリカバリーフレーズはウォレットを復元するときに必要となるので、必ず紛失や流出がしない形式で厳重に管理・保管をしておこう。)
最後に、シークレットリカバリーフレーズを適切に保存したことを確認したら、MetaMaskの作成手続きは完了だ。