ヒマラヤ山脈の南に位置する小国、ブータン王国がビットコイン市場で注目を集めています。
人口80万人のこの国が、12,576枚ものビットコインを保有しており、その総額は11億ドル(約1,650億円)を超えます。この保有量は、不丹のGDPの約3分の1に相当し、世界中の関心を呼んでいます。
ブータン王国は数年前からビットコインのマイニングに取り組み、AntPoolやFoundryなどのメインマイニングプールを通じてビットコインを獲得しています。
最新のデータでは、同国政府が保有するビットコインは12,576枚。この数は米国、中国、英国に続き、世界第4位となっています。
ビットコイン市場は急速に成長しており、2023年には新たな上昇局面に入りました。米国をはじめとする主要国がビットコインに前向きな姿勢を示す中、ブータン王国のように国家レベルでビットコインを保有する動きは今後も拡大する可能性があります。
ビットコインが国家の準備資産として定着することで、ブータン王国は国際金融市場において重要な役割を果たすことが期待されています。